私が通っていたヨガスタジオでは、いろいろな流派のレッスンが受けられました。
陰ヨガ、オダカヨガ、シヴァナンダヨガ、ハタヨガ、ヨギックアーツ、アシュタンガヨガ、ジヴァムクティヨガ、ズッダヨガ、クンダリーニヨガ…
陰と陽、ほとんど動かないものからずっと激しく動き続けるものまでさまざまです。
たとえ同じ流派のヨガの同じ内容のレッスンでも、先生によって全然違ってきますし、ガラッと雰囲気も変わっちゃいます。
個人的には、やれ!やれ!とけしかけられるのは苦手なので、自分のペースでやっていきましょう!という先生のレッスンが好きです。
レッスンでは、あくまでも”目安”として手の位置⇒肩幅、足の位置⇒腰幅と例を挙げますが、人の骨格や筋肉は人それぞれ。正解は自分しかわからないものです。
だから、レッスンの中で自分なりの正解ポジション=心地いいポジションを見つけていけばいい。
そうすることで、しっかり自分の体に集中できるようにもなりますし、心地よく動けるようにもなり、一石二鳥です!
まだ体ができていないうちに無理すると必ずケガにつながります。
不思議なことに、やっていくうちに体ができあがってくると、体の方からきちんとゴーサインが出ます。
だから、決して誰かに急かされて無理することはありません! たとえ相手が先生であってもです!!
体のゴーサインに従えば、できない!と思っていたアーサナも、ある日ふわっとできたりします。
私の場合は、なぜかふと、無性にそのアーサナをやってみたくなるのです。
そして半信半疑やってみると、本当にふわっとできちゃうんです。
今まで運動らしき運動をしてこなかったので、できるアーサナの方が少ない私のような人間は、いわばマイナスのマイナスからのスタートです。
でも、コツコツ続けて、少しずつ少しづつ体が変化し、始めたときには足を上げることもできなかったヘッドスタンドが、ある日ふわっとできる。
この瞬間は本当に感動します!!
そして、体からのゴーサイン、なかなかの精密さなのです!
何度やってもこのアーサナができない!と焦ってしまうときは、まだ準備ができていないのかもしれません。
そんなときは、ぜひ体のゴーサインを待ってみてください。